当事務所では、契約書や仕様書の起案業務の一環として、契約審査業務を提供しております。

以下に表示している金額は、契約審査に関する報酬です。このほかにも相談料、交通費、現地調査費等が必要な場合がございます。

契約は当事者の合意により成立することが大原則ですが、契約当事者の履行する義務により、どのような効果が発生するのか、どのような場合に権利を行使することができ、それによりどのような利益が得られるのか等、契約の目的と効果の関係があいまいでは意味がありません。
さらに、法令の強行規定や、判例に反する事項が含まれていると、その条項に関しては無効と扱うべきものとなります。
注文者と受注者の立場的な力関係を踏まえたうえでも、不正な条項や、極度に不公正な条項は排除することが必要です。

このような視点から契約内容を確認し、不備がある場合は、その理由を付して報告することを主な目的として、契約審査を実施いたします。

本来は契約を取り交わすことにより、契約当事者の権利・義務関係を明確にし、無用な紛争を回避すべきですが、契約条項の解釈をめぐって紛争となる場合もございます。
そのようなリスクを回避するために事前に契約書の内容を審査し、あいまいな表現を回避することも重要な役割を果たします。
また、立場的な力関係上、相手方の提示した内容で契約をせざる得ない場合などは、契約内容から事前に予測されるリスクを抽出・把握することでも、リスクマネジメントとしての役割を果たします。

当事務所では、契約審査を典型契約と非典型契約により区分しておりますが、典型契約であっても、条件等が付されており内容が複雑である場合は、非典型契約として取り扱う場合がございます。

また、比較的簡易な契約審査を報酬額の基礎としておりますので、ご依頼の内容によっては費用が大幅に増加する場合もございますので、あらかじめお問い合わせください。

表示している金額は、標準的な報酬額であり、内容により変動します。
また、ご依頼の内容によっては大幅に増加する場合もございます。
あらかじめお問い合わせください。